ID 3064
ユニット名 【来たる者】ラジエル
CV 久保田 梨沙
レアリティ ☆6
最大Lv 140
タイプ パラディン
属性
HP 6604 2400 9004
攻撃力 2584 720 3304
防御力 2004 500 2504
スピード 2594 710 3304
リーダースキル ページが生まれました
戦闘開始から1ターンの間ダメージ無効
フォーススキル1 万物の盾
Lv. 10 味方全体のCT1遅延し、味方全体に10回のみダメージを45%減少させるバリアを発生。
CT 0
フォーススキル2 万能の書
Lv. 10 味方全体のCT1遅延し、樹属性の166%全体攻撃。上昇効果を打ち消す。
CT 0
特殊能力 先制 / 連撃[6] / 飛行 / [滅殺]古獣キラー
主な入手方法 幻獣契約
進化・契約前 【万物の書】ラジエル
通常進化 【神の神秘】ラジエル
進化素材 大帝粒×90、碧帝石×30、碧帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2022年1月14日
ユニット紹介 はるか上空、深層の先にそびえる神の神殿。
その最奥、神の座に続く扉。

その前で自ら記した歴史に目を落としながら
静かに思いを巡らす天使がいた。

神が降臨されて4000年の月日が流れた。

天界と魔族による地上をめぐる争い。
人間を依り代に力を与えた兵器・パンドラ。
天使を素体に生み出した新たな兵器・使徒。

そして、堕天使たちによる反逆……。

まさかルシファーほどの実力者が反逆するとは。
いや、実力者だからこそ目覚めたのか。

今、天界が大きく揺らいでいることは事実。
ここまで築き上げた天界というシステム、
その終わりの時は近いのだろう。

天界ひいては自身の立場を危うくさせるその事実に
思考を及ばせながらも、しかし狼狽するでもなく、
彼女はただただ静かに思考を深めた。
……目的を果たすために。

天使が地上を去ってから数千年は経つ。
しかし魂の循環の勢いは止まることなく
むしろ加速し続けている。

そう、幻獣。
人という種から生まれし災厄。
または人間が持つ強い生存欲のおかげで。

正直、人という種に期待はしていなかった。
魂を生み出すための土壌。苗床。母体。
ただそれだけの存在であると……。

それがまさか、天使や魔族を
追いやるほどの力を生み出すとは。
そしてそれすらも掻い潜り、繁殖し、
ここまで数を増やすとは。

あれは何が目的で生まれたのか。
今となってはその目的など意味をなさないが、
皮肉なことに、人が種として強くなればこそ、
魂の循環はその勢いを増している。

幻獣による理不尽なまでの蹂躙。
そして、十分に繁殖し繁栄したからこそ生じる
人間同士の、国という単位での大きな争い。
そして、それでも増え続ける本能的な力。

いつだったか、神が語った言葉を思い出す。

『太陽の役割は万物を育むこと。
 生まれて育つ全てが、私は愛しいわ。』

たしかに今ならば少しその気持ちがわかる。
これが愛おしいということだろうか。

思いがけず成長した人間たち。
もはやこちらが手を貸さずとも、
魂の循環はその勢いを失わないだろう。

カオスの窓が完全に開かれるその日も近い。
そう我々の目的は達せられる。

『……さて、そうなると
 神としてはどういたしましょうかね?
 ソレイユ様。』

本を閉じ、扉の向こうに声をかける。
返事がないことなどわかっていた。
そう”設計”したのは彼女自身なのだから。

地上には最早数え切れぬほどの火種がある。
そして天界には神を悩ませる新たな種が生まれた。

『そうですね。
 新しい種を育てることにしましょう♪』

天使同士の争い。
個々の力に優れた彼らだからこそ、
その争いは熾烈を極めるだろう。

それによる魂の消費は
カオスの窓の顕現に大いに役立つ。

すべての天使が覚醒するまでに
どれだけの魂を捧げることができるだろうか。

(その時がくるまでもう少しだけ……。
 悪あがきをさせてもらいましょう。)

彼女は再びラジエルの書を広げた。
”神の意志”を伝えるために。

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