ID 2974
ユニット名 【箱入り娘】アヌシュカ
CV 中島 優衣
レアリティ ☆5
最大Lv 70
タイプ パラディン
属性
HP 4840 3200 8040
攻撃力 740 200 940
防御力 1840 1000 2840
スピード 1790 850 2640
リーダースキル 箱入りの花
[闘争本能]持ちユニットのスピード40%アップ
フォーススキル1 ウパラ・プシュパム
Lv. 7 味方全体のHP1%×2回消費し、敵全体に[残HPの23%分のダメージ]を与える。
CT 5
フォーススキル2 一人娘の逃走術
Lv. 7 味方全体のHP1%×4回消費し、敵全体のステータス上昇効果を打ち消す。
CT 2
特殊能力 先制 / 闘争本能[強]
主な入手方法 神話を制す者たち
進化・契約前
通常進化 【異郷の剣】アヌシュカ
進化素材 大帝粒×30、光帝石×10、光帝晶×5、神帝晶×1、200000ゴルド
幻獣契約1 【異光の渡り鳥】アヌシュカ
契約素材 【一途な徒】ヴァイナメリオ×1、【炎神】アグニ×1、【小鯨】セタセアン×1、【国王】ファラオ×1、200000ゴルド
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2021年9月24日
ユニット紹介 アヌシュカの両親は裕福な商人だった。
そんな二人の元に生まれた彼女は、医者から
長くは生きられないかもしれないといわれるほど、
頼りなく小さく産まれた。

結局のところその医者は大したヤブだったのだが、
しょっちゅう風邪を拗らせ寝込む娘を前に、
両親はその言葉を真に受け、大切に大切に育てた。

ひとたびくしゃみをすれば身動きがとれぬほどの
厚着をさせ、熱が出ようものなら国中の祈祷師を
呼びつけ、大切に大切に育てた。

口にするよりも先に必要な物を、
……時には不必要な物もあったが、
なんにせよ山ほどの物を与えられる……。

長年そう育てられているうちに、アヌシュカは
自分から何かをほしいとは言わない、思えない、
そんな子供にいつしか育っていた。

我が子の異変に両親が気づいたのは、
大きな取引のため海を渡る長旅を控えたとある夜、
お土産は何がいいかと何気なく尋ねたときだった。

事ここに至って、娘が喜ぶものは何か、という
難題にぶつかった両親は、異国の地で血眼に
なりながら珍品・名品を探し求めた。

探り当てた品々は、どれも高値で
売りさばけるほどの逸品ばかりだったが、
とてもアヌシュカが喜びそうなものではなかった。

失意に沈む両親の目にある光景が映った。
たくさんの子供たちが目を輝かせながら
一人の少年を取り囲んでいる姿だ。

その少年は年少者たちに
冒険小説を読み聞かせていた。

その姿に天啓を得た両親は、娘とさほど歳の
変わらない少年を師と仰ぎ、困惑する少年をよそに、
話し方、身振り手振りすべてを漏らさず書き残した。

そして辞書ほどの厚みになった指南書と
冒険小説を携えてアヌシュカの持つ家へと帰った。

娘の元に戻った両親は、
さっそく冒険小説を読み聞かせた。

少年と同じように身振り手振りを交えて
読み聞かせる姿は、時に楽しく、時に恐ろしく、
目まぐるしく表情を変えた。

初めて見る両親の姿に、
アヌシュカは自然と物語に引き込まれていった。
そして読み聞かせが終わる頃、ついに少女の口から
両親が望んでいた言葉がついて出た。

『ねえ、パパ、ママ。
 この後、どうなるの……?』

次の日にはアヌシュカの部屋いっぱいに
世界各地の冒険小説がうず高く積み上げられ、
両親は毎夜のように新しい本を読み聞かせた。

少女が冒険に憧れ、家を飛び出すのは
それから数年後のおはなし……。

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