ID 2962
ユニット名 【狂信者】ヴァイナメリオ
CV 河野 茉莉
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ ウォーリア
属性
HP 7422 2800 10222
攻撃力 2580 620 3200
防御力 800 200 1000
スピード 2590 410 3000
リーダースキル 創造主様を崇めなさい
戦闘開始から1ターンの間ダメージ無効
フォーススキル1 パワーシフト
Lv. 10 火属性の195%単体攻撃。超高確率麻痺。HP半分以上なら威力1.5倍。
CT 4
フォーススキル2 創造主との契り
Lv. 10 火属性の234%全体攻撃。超高確率呪い。スキル後、対象の敵のスキルCTを3ターン短縮する。
CT 4
特殊能力 先制 / [強]ソーサラーキラー / [強]妖精キラー
主な入手方法 幻獣契約
進化・契約前 【一途な徒】ヴァイナメリオ
通常進化 【盲信の極】ヴァイナメリオ
進化素材 大帝粒×90、紅帝石×30、紅帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 今よりはるか昔。
人間が天使と魔族に虐げられていた遠い時代。
一人の娘とその父親が身を寄せ合い暮らしていた。

父親は”自分たちを見守る何か”を信奉する
現代でいうとことの牧師のような存在であった。

しかし、天使と魔族が跋扈する世に
教会のような大それた建造物などあるはずもない。
彼が仕えていたのは、信仰を象った像が祀られている
慎ましやかな祭壇があるだけのボロ小屋だった。

しかし、彼のように自分たちを見守る存在を信じ、
その加護を求め、それに恥じぬよう正しく生きたい
と願う人々にとって、そこはたしかに教会であり、
救いの場であった。

父親は救いを求める人々に寄り添い、
共に祈りを捧げ、苦難の日々を乗り越えていた。
そんな父の姿は彼の娘にとって誇りであり、
やがて自分の未来そのものとなった。

父は尊き方の声が聞こえる特別な存在。
その子である私は、いずれ父の跡を継ぎ、
人々を正しく導く使命を持って生まれた、と。

彼女の思想は父親のそれとは異なったものだった。
しかし、前触れも理由もなく理不尽に死が訪れる
世界において、”自分には特別な使命がある”という
思い込みが、幼い彼女をどれほど救ったことか。

実際、彼女はその思い込み故に、求められている
以上に”正しく”生きることができ、父親からも、
共に暮らす人々からもよく愛されていた。

そして、祈りと小さな救いがもたらす
ささやかな生活は、やはり前触れもなく
ある日簡単に終わりを迎えた。

救世の一族がその集落を訪れた時、
そこに残っていたのは、焼け残った何かの像と
それを大事そうに抱えた彼女だけだった。

薄れゆく意識の中、唯一の生き残りである
彼女の耳に男の声が届いた。

『我々はヴィデーレの一族。
 人を救い導く存在。
 共に来たければ手を取るがいい。』

そして、彼女は自分を導いてくれる
新しい”何か”に出会ってしまった。
それは焼け残った残骸よりも確かで力強い存在。

おとうさまはだめになってしまった。
きょうからわたしが、いちばんの、とくべつなこ。

正しく生きる。
そんな慎ましやかな祈りが捧げられていた像は、
彼女の小さな手をすり抜けて地面へと横たわった。

そして彼女がそれを振り返ることは
もう二度となかった。

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