ID 2900
ユニット名 【破壊神】シヴァ
CV ???
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ
属性
HP 7240 2800 10040
攻撃力 1699 300 1999
防御力 1640 400 2040
スピード 2590 650 3240
リーダースキル 流転を司りし者
戦闘開始から1ターンの間ダメージ80%減
フォーススキル1 サマディ・ダーナ
Lv. 10 味方全体の攻撃力2ターン50%ダウンし、敵全体に闇属性74%の4連撃。超高確率スピード2ターン50%ダウン。
CT 5
フォーススキル2 シャンカラ
Lv. 10 味方全体のスピード2ターン50%ダウンし、味方全体にクイックを1ターン付与する。1ターン後に発動。
CT 5
特殊能力 2回行動[強] / リバース / ボルテージ / [滅殺]マリーンキラー
主な入手方法 通常進化
進化・契約前 【吉祥】シヴァ
通常進化
進化素材
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 [調査員の手記より]

岩山をくり抜き築かれたシューニャ族の石窟。
そこは1000年以上も昔、
気が遠くなるような時間を費やし作られた、
シューニャ族の伝承が眠る聖なる遺跡。

石窟の中は多種多様な石像が並び、
壁一面にはシューニャ伝承が掘られていた。
伝承の理解度を深めることができる、
またとない機会。
サンドラ大陸の異変の原因を突き止めるためにも
石窟の調査は外せない。

様々な壁画を調べていく中で
祭壇中央にある一際大きな壁画彫刻に目を奪われた。
これまで巨大な精巧なものを作るのに、
どれほどの年月がかかったことか。
ここに、異変の答えがあるのかも知れない。
おもわず学者の血が騒ぐ。
高揚感を抑えるように息を整え、
彫刻壁画へ歩み寄り目を凝らした。

彫刻の下部分には沢山の人間が掘られていた。
ある者は顔を覆い、ある者は耳を塞ぎ、
ある者は手を組み、ある者は体を抱き……。
それぞれポーズは異なるものの、
彼等は何かを恐れ、拒み、絶望しているがゆえに
何かに救いを求めている。
一体何を恐れているのだろうか。

少しずつ視線を上へ移すと、
絶望し祈る人間達の上段、
壁画の中央に巨大な目が掘られていた。
瘴気のような、開かれた空間にぽつりと
浮かぶ目。

この巨大な目は一体なんだろうか。
何かのシンボルか……?
見ているだけでどこか不気味な目だ。
他の壁画彫刻とは違い、妙に生々しいというか、
見ていると妙に不安な気持ちにさせる。
言い表すのが難しいが……
引きずり込まれそうな……、
おいで……と手引きしているような……。

…………………………。

声をかけられてふと我に返った。
夜通し書物を読んでいたせいか、
疲れが溜まっているのだろうか。
体調を気遣ってくれた兵士に礼を言い、
再び壁画を見遣る。

その目を挟むように左右にも彫刻があった。
左の彫刻は、その特徴からすぐ判別できる。

創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ
破壊神シヴァの三神。

右の彫刻から確認できたのは、
浄化神サラスヴァティのみ。
ここで伝承を完全に紐解けるかと思っていたが、
徒労に終わっただろうか……。
落胆してないと言えば嘘になるが、
我々がここで止まるわけにはいかない。
他の石窟にもこのような彫刻が残っていないか
探す必要がありそうだ。

創造神が無から命を作り出し、
維持神がその命を保ち続け、
破壊神が命を無へ返す。

万物は滅びと再生を繰り替えし、
絶えず輪となり巡る、という
シューニャ族の伝承を体現する存在。

生まれた命は必ず死ぬものだ。
世界が始まった時から課せられた運命。
生きる者全てに約束された終焉。
だが、腑に落ちない。
何故今、無へ返そうとするのか。

伝承にあるこの一節。
世界に「黒い窓」が開かれし時。
これを解き明かせばその理由はわかるのだろうか。

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