ID 2416
ユニット名 【狂暴帝】ティラノサウルス
CV ???
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ 古獣
属性
HP 2399 2600 4999
攻撃力 1499 2000 3499
防御力 899 100 999
スピード 2599 500 3099
リーダースキル 暴虐の具現
戦闘開始から1ターンの間ダメージ無効
フォーススキル1 大狂磁
Lv. 10 HP50%消費し、敵全体に闇属性35%の7連撃。天候[狂]クリティカル時ダメージ1、非クリティカル時ダメージ2.0倍。
CT 5
フォーススキル2 狂暴帝の睥睨
Lv. 10 敵単体に無属性46%の防御無視8連撃。上昇効果を打ち消す。HP半分以下なら威力1.5倍。
CT 4
特殊能力 1の祝福[5] / 追撃 / 無属性耐性[強] / 反撃[強] / [強]パラディンキラー / [強]英雄キラー
主な入手方法 幻獣契約
進化・契約前 【恐竜】ティラノサウルス
通常進化 【暴君】ティラノサウルス
進化素材 大帝粒×90、闇帝石×30、闇帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 [土に還った走り書き]

大狂磁。
それは考古学者たちに広く知られている、
数千年前にエシェンディアを襲った災害である。
この災害は、当時地上で栄えていたあらゆる生命を
絶滅に追いやったと信じられている。

深い地層から我々が知り得た情報によれば、
エシェンディアの上空に突如出現した重力体が
周辺の磁場を狂わせながら墜落し、
大地への衝突と共に辺りを死の世界へ変えたという。

私が目にしていたのは、我々が何度も机上に描いた
大狂磁の光景そのものであった。
遥か彼方で、重力体は空を歪ませながら
今もゆっくりと大地を目指しつつあった。

数千年前の光景がなぜ今。
いや、生命の書庫の番人はもしかすると……。
死を予感し、とめどない計算を始めた脳裏に
よぎったのは新たな可能性だった。

時間は進められたのではなく、巻き戻されたのでは。
書庫の琥珀から羽化した遥か古代の生命たち、
あれが時を経て蘇ったのではなく、
琥珀となる前の状態に戻っていたのだとしたら。
だとしたら、私のいるこの時代は……。

その時、つんざくように鋭い咆哮が大地を揺らした。
咆哮の主は重力体の直下にただ一体佇む恐竜だった。
その体は禍々しい鱗に覆われ、むき出した牙は
目にしただけで身体を深く抉られる想像をしてしまう
ほど鋭利な形をしている。竜が呼吸をする度に、
鱗の間で溶岩のような血潮が燃えて光るのが見えた。

彼は怒っていた。
恐竜に感情があるかどうかは議論が分かれる。
しかし私には怒っているように感じられた。
でなければ、轟々と熱の音を鳴らすその息吹に、
耳が灼かれるような錯覚を覚えはしなかっただろう。
でなければ、刺すような光をたたえたその眼差しに
地に伏すのも許されぬ圧を感じはしなかっただろう。

暴虐の具現化。
怒れる竜の暴君。
この地平すべてを供物にしても
彼を鎮められるかは定かではない。
何かが彼を怒らせたのだ。
その時点でこの世界の辿る運命が決まった。
大狂磁は天変地異ではなかった。
ある怒れる竜の咆哮により、
この世界は一度閉じたのだ。

強烈な磁場を発する重力体の直下にあっても
なお力を溢れさせる暴君を見て、私は悟る。
大狂磁後の時代を、おそらくこの竜は生き永らえる。
だとすれば、私の時代からできる警告はこれだけだ。

この地から立ち去れ。
暴君の庭に近付くな。
彼を決して怒らせるな。
改めて、君たちの時代に警告する。

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