ID 2415
ユニット名 【暴君】ティラノサウルス
CV ???
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ 古獣
属性
HP 7399 2600 9999
攻撃力 1299 2000 3299
防御力 899 100 999
スピード 2599 500 3099
リーダースキル 滅亡の化身
戦闘開始から1ターンの間ダメージ無効
フォーススキル1 天裂く咆哮
Lv. 10 敵全体に闇属性37%の5連撃。上昇効果を打ち消す。HP半分以上なら威力1.5倍。
CT 5
フォーススキル2 怒れる暴君
Lv. 10 闇属性の270%単体攻撃。防御力無視。HP半分以上なら威力1.5倍。
CT 4
特殊能力 先制 / 再生 / 無属性耐性[強] / [強]パラディンキラー / [強]英雄キラー
主な入手方法 通常進化
進化・契約前 【恐竜】ティラノサウルス
通常進化
進化素材
幻獣契約1 【狂暴帝】ティラノサウルス
契約素材 【恐竜】ケツァルコアトルス×2、【恐竜】トリケラトプス×2、【恐竜】モササウルス×2、【恐竜】ブラキオサウルス×2、100000ゴルド
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 [土に還った走り書き]

我々のいた時代への警告は石に刻みつけた。
これ以上のことを書いても信じられはしないだろう。
今この光景を目のあたりにしている私ですら
それを信じることができないのだから。

ここに、私に起こった事象をただ記す。
何でも記録を試みてしまうのは、研究助手の
哀れな性質なのかもしれない。ともあれ、私は
この不可思議な現象を記録せずにはいられない。

我々は古代生物学の権威である教授と共に
現地の冒険家の先導を経てエシェンディアの深部
『生命の書庫』へたどり着いた。

そこは長い年月をかけて創り上げられた
琥珀と結晶が入り交じる地層を主とする洞窟だった。
我々はそこで冒険家と別れ、
生命の歴史を紐解くべく洞窟へと足を踏み入れた。

教授の異変に気付いたのはその後だった。
何かを確かめるかのように呟いていたかと思えば、
突如歓喜に打ち震え、意味の分からない言葉を
並べながら教授は洞窟の奥へ消えていった。

それからしばらく経った後だろうか。
巨大な何者かが首をもたげる気配を我々は感じた。
そうして、汽笛のように後を引くような咆哮により
洞窟全体が揺れ始めるのを感じた。

そこからの光景は信じがたいものだった。
洞窟の壁を構成していた琥珀が一斉に融解し、
地面へ流れ始めたのだ。それはみるみるうちに
黄金の大河へ変わり、洞窟の奥へ流れ始めた。

研究助手の数人はそこで流された。
また、黄金の河から羽化するように浮かび上がった
無数の古代生物にその身を捕らえられた者もいた。
私は洞窟の外に向かって転がるように駆けながら、
何が起こったのかを繰り返し思考した。

琥珀が融解し、封じられていた生物が蘇った。
おそらく、直前に耳にした咆哮が引き金だ。
支配者、番人、王たる巨竜……気の触れた教授が
叫んでいた単語が頭の中でにわかに反響を始める。

地方伝承学で名の知れたある教授の発表が浮かんだ。
恐竜信仰の部族に伝わる、時を司る竜の伝承。
それによれば、竜は時を思いのままに進めることも
巻き戻すことも可能だという。

あまりにも物理的常識からかけ離れたその逸話は、
我々の間で一笑に付されて終わった。
しかし皮肉なことに、それは今の状況下の私にとって
最も信頼を置くべき仮説へと変わりつつあった。

生命の書庫の最奥に座す竜が人間の侵入に憤り、
琥珀に流れる時間を進めてっ生命を復活させた。
だとすれば、一刻も早くこの場所を去るべきだ。
私は黄金の河に足を取られぬよう、もがき、走る。

しかし洞窟の外へ転がり出た瞬間、
その仮説すらも誤りであったことが証明された。
外界は大きく姿を変えていた。
一番顕著な変化を見せていたのは、空だ。

空には暗く淀み、歪んだ大気が渦巻いていた。そして
その中心には黒い重力体のようなものが確認できた。
私はこの現象を知っていた。
しかし、なぜ今。

大狂磁。
それは考古学者たちに広く知られている、
数千年前にエシェンディアを襲った災害であった。

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