ID 1994
ユニット名 【秘書官の卵】レベリア
CV 清水 彩香
レアリティ ☆5
最大Lv 70
タイプ パラディン
属性
HP 4833 2200 7033
攻撃力 1983 840 2823
防御力 1554 520 2074
スピード 1299 300 1599
リーダースキル 片付けようぜ、領主
全てのユニットのスピードを30%アップ
フォーススキル1 スウィフトナイフ
Lv. 7 樹属性の198%単体攻撃。スキル後、味方全体を1ターンスピード100%アップ。
CT 4
フォーススキル2 非行秘書官の歓迎
Lv. 7 樹属性の22%攻撃を16~20回連続攻撃。低確率CT1遅延。HP半分以上で威力1.5倍。初期CT4。
CT 4
特殊能力 先制 / ラッシュ / 停滞攻撃 / 連撃[6] / [強]ドラゴンキラー
主な入手方法 セレクトチケットY4
進化・契約前
通常進化 【不良秘書官】レベリア
進化素材 大帝粒×30、碧帝石×10、碧帝晶×5、神帝晶×1、200000ゴルド
幻獣契約1 【誓いの花】レベリア
契約素材 【女神鹿】ケリュネイア×3、【幻獣学教師】ヴィラネア×2、【密林の女傑】アマゾネス×1、【森奥の烈拳】リンダ×1、200000ゴルド
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2018年11月16日
ユニット紹介 生徒たちが寝静まったある夜。
制服のまま自室のベッドに寝そべったレベリアが
天井の染みを数えるのにも飽きてきた頃。
空が一瞬光り、轟音が鳴り響くと
コツンコツン、とノックをするかのように
雨粒が窓ガラスを叩き初めた。

やがて激しさを増す雨風を確認すると、
レベリアは気配を殺して、ベッドから起き上がった。
壁に張ってあるキューコンのポスターをめくると、
人がぎりぎり通れるサイズの穴が一つ。
そう。何を隠そう、この日のために
レベリアが寝る間も惜しんで掘った穴である。

迷いもせず、穴へ入りひたすら匍匐前進。
外の様子を、頭だけ出して伺うが
誰もいないように見える。
意を決して少しずつ外へ這い出ると、
雨で出来た水たまりに頭から突っ込んだ。
おかげで全身ずぶ濡れだが、構いはしない。

雨が体中に降り注ぐ。
充実感、開放感、達成感……。
上着を脱ぎ捨てると、両腕を広げ、空を仰いた。
やった、脱出できたんだ。
これで、これで自由だ――!

『やっぱりね、脱出するなら
 雷雨の今日しかないって思っていたわ』

聞き慣れた声が響き渡ると、
眩い光がずぶ濡れのレベリアを照らし出す。
光の先には、ずらりと並んだ人影たち。

『あのポスター一枚で、
 壁の穴を隠せたとでも思っていたの?
 あの穴は一週間前、寮の定期検査で確認済みよ』

予想外の展開に、言葉を失ったレベリアだったが、
すぐに状況は飲み込めた。
先生たちは、定期検査の直後から、
ずっと自分を泳がせ監視してきたのだと。
その執念に呆れるように、渇いた笑みが溢れる。
雨の中、優雅に傘をさしてこちらへ近づく
メリシェに、レベリアの背筋に寒気が走った。
傘で表情が隠れて見えないが、なんとなく察する。
あ、これ本気で怒ってるやつ……。
にっこりと微笑みを浮かべたメリシェ。
やはり目だけが、笑っていない。

『脱走に加え、建造物損壊。
 今回ばかりは、書き取りで済まないからね?』

――後日。

「私は脱走するため
 寮の壁に穴を開けました
 ごめんなさい」

と書かれた札を首からぶら下げ、
教師監視の元、開けた穴の補修を行う
レベリアが目撃されたという。

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