ID 1946
ユニット名 【ハロウィン娘】フェスティ
CV 七瀬 亜深
レアリティ ☆5
最大Lv 70
タイプ 重戦士
属性
HP 4759 1800 6559
攻撃力 2082 700 2782
防御力 1518 300 1818
スピード 2097 740 2837
リーダースキル お菓子ふりまく祝祭の使者
全てのユニットの麻痺を回避
フォーススキル1 お菓子で乾杯
Lv. 7 無属性の370%単体攻撃。超高確率スピード50%ダウン。スキル後、自身に2ターン麻痺を付与。
CT 3
フォーススキル2 フレンドリートリート
Lv. 7 敵全体の攻撃力を3ターンの間、53%ダウン。スキル後、自身に2ターン猛毒付与。
CT 7
特殊能力 闘争本能[弱] / 麻痺耐性 / 重戦士キラー / 神キラー
主な入手方法 歴戦英雄ガチャYear4
進化・契約前
通常進化 【橙の魔女】フェスティ
進化素材 大帝粒×30、蒼帝石×10、蒼帝晶×5、神帝晶×1、200000ゴルド
幻獣契約1 【騒乱の小悪魔】フェスティ
契約素材 【水銀の羽】マキュラ×3、【野生の翼】ゲルレウシス×2、【炎の角】ドナカビス×1、【植竜】ヴィノサウロ×1、200000ゴルド
幻獣契約2 【祝祭の覇者】フェスティ
契約素材 【雲海乙女】アラ×3、【刀鬼の精】コクスイ×2、【毛玉】ケセランパサラン×1、【邪狼】フェンリル×1、200000ゴルド
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2018年10月2日
ユニット紹介 この時期になると、
多くの町がハロウィン一色に染まる。
ハロウィンの祭も、町ごとにそれぞれ特徴がある。

サーカスを招き入れ、盛大に祝う町。
カボチャを使ったお菓子を振る舞う町。

そして、一番恐ろしい仮装を競う町。
その町には、かつて死者が蘇るという
言い伝えが古くから存在していた。
そのせいか、その町の住民は日が暮れると、
外出を控えるようになっていた。

このままではいけないと感じた住民たちは、
ハロウィンの季節になると、
死者への恐怖に打ち勝つため、
自身が死者の装いをする催しを思いついた。
ふとしたきっかけで始まった催しは、
やがて習慣となり、伝統となり、
祭りとして今まで伝わっている。

近年では、死者の装いのみならず、
幽霊、魔族、モンスター、幻獣、天使など、
幅広い装いをする祭となっていた。
年々、仮装のクオリティは留まることをしらず。
住民はみな、いつか本物の蘇りが
現れるのではないかと軽口を叩いていたが。

そしてある年の祭。
ついに「本物」が現れた。

街の広場の中央、全身青い肌をした
微動だにせず、ベンチに腰をかける「本物」。
「それ」は十代後半から、
二十代前半ぐらいの少女の姿をしていた。
体は砂や泥まみれで、服も少々汚れており、
双眸は閉ざされ、体中は擦り傷などが見受けられる。

その身なりはまさに、
今しがた墓から蘇ったばかりのようだ。
「それ」が――少女が動き出す前に
約束すべきではないかと、街の住民は考えていたが、
誰一人と動き出すことはできなかった。
大きな音を出せば、
少女が起きてしまうのではないか。
少女が動き出すのではないか、と
みな固唾を呑んで、見守るしかなかった。

すると、大人の群れを掻き分けて
仮装をした子どもが、少女の元へ駆け寄っていく。
その光景に大人はみな息を呑み、呼吸を忘れた。
子どもはそのまま少女の手を握りしめて、
はしゃぐような大きな声で言った。

おねえちゃん、今日もあそぼう!

すっと、目を開く少女。
その目はどこか寝ぼけ眼のように静かだ。
少女は夢うつつのまま、子どもを見やると、
にへらと微笑み、あーそーびまショー! と答えた。
そのまま二人は住民たちの間を、
通り抜け町中へ繰り出していった。

……とりあえず、生きている生身の人間らしい。
訳がわからないまま、顔を見合わせ安堵した
住民たちは祭りの準備をすすめるため
いったん、そのまま解散となった。

祭りが終わった後。
子どもたちに事情を聞いてみると、
少女は、墓から蘇った死者を装うため、
青色の塗料に頭からつっこみ、
全身青まみれになったのだという。
さらには、地面の上をゴロゴロと数回転がり、
服を襤褸のように切り裂き、汚れをつけたらしい。
その上、地面に穴を掘り身体に土をかぶせた後。
一晩経ったのち、穴から這い出たというのだ。

すべては、自身を死者だと思い込ませるため。

住民たちが目撃したのは、
早朝穴から這い出たものの、眠すぎて広場のベンチで
うたた寝をしていた少女……だという。

あの時の少女は、本物の死者のように見えたのだから
ある意味、少女の計画通りではあったのだが。

そこまでやるか、普通。

ことの顛末を知った誰しもが
内心ツッコミを入れざるを得なかった。
これでお祭りは中止になるかと思ったが、
翌年より、少女のクオリティを目指す住民が
後を絶たなかったという。

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