ID 1889
ユニット名 【半神の少女】グレーテル
CV 本宮 佳奈
レアリティ ☆6
最大Lv 140
タイプ 妖精
属性
HP 6708 2220 8928
攻撃力 2546 940 3486
防御力 1427 480 1907
スピード 2379 940 3319
リーダースキル ずっとそばにいてあげる
光属性の敵から受けるダメージを25%軽減
フォーススキル1 爆ぜる願い
Lv. 10 火属性の23%攻撃を20~30回連続攻撃。中確率呪い。敵が状態異常なら、威力2.0倍。
CT 6
フォーススキル2 解き放つ神秘
Lv. 10 自身の攻撃力2ターン50%ダウンし、火属性の166%防御無視全体攻撃。高確率石化。
CT 5
特殊能力 円環 / リバース / 呪い攻撃 / 光属性キラー / [強]重戦士キラー
主な入手方法 幻獣契約
進化・契約前 【無垢の子】グレーテル
通常進化 【夢見る瞳】グレーテル
進化素材 大帝粒×90、紅帝石×30、紅帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2 【玉蟲色の泡】グレーテル
契約素材 【超越の使者】ヨグ=ソトース×1、【微笑】エルホワート×1、100000ゴルド
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2018年8月5日
ユニット紹介 『……ね、ヘンゼル。
 ヘンゼルは世界で最後の2人になっても
 あたしのそばにいてくれる……?』

何かが頭をなでたような気がして、
少女は瞼を開けた。
そこは夕暮れの太陽が照らす小さな部屋。
少女はその部屋のベッドで眠っていたようだ。
ここはどこだろうか、
なぜここで寝ていたのだろうか。
未だ微睡みから抜けきっていない目をこすった後、
ふかふかのベッドから上半身を起こし、
部屋を見渡した。

見覚えのないこの部屋は、
どこかの宿のものだろうか。
おそらくはじめは
簡素なベッドと机があっただけだろう小さな客室は、
見渡す限り様々な小物で彩られていた。

窓枠には、置物の小さな動物たちが
一列に並んでおり、その真ん中には、
赤いリボンのうさぎと
緑のリボンを付けたねこのぬいぐるみが
兄妹のように、寄り添うように座っていた。
その窓辺だけ、
まるで動物たちの小さな王国のようだ。

上を仰ぐと、白い星々が描かれている
濃紺色ノテーブルクロスのような布が
天井に貼り付けられていた。
それが星空を模したものだと気づいた少女が、
思わず、流れ星はないか見渡すと、
天井の隅に流れ星が一筋。
あっと声を上げて、子供のように顔を綻ばせた。

また他にもあるかも知れない、と
少女は高揚する心を抑えきれないように、
ベッドから立上ると、部屋を探索し始めた。

机の上には、大小の額縁が二つ並んでいて
小さな額縁には、リボンのような青い押し花が、
大きな額縁には、風車の絵がそれぞれ飾られていた。
さらに額縁の隣には、
様々な色の飴玉が瓶に隙間なく入っている。
手にして、瓶を夕日にかざすと、
キラキラと七色に輝いているように見えた。

この部屋にあるものは、少女にとって、
全て見覚えのないものばかりだ。
しかし一つずつじっくりと見ていくと、
どこかで、それこそ夢の中で見たことがあるような、
少女はなんとも不思議な気分に包まれた。
このお部屋を素敵に飾り付けたのは、一体誰かしら。

するとそこへ、部屋の扉が音を立て開く。
扉の前には、少女より背の高い少年が立っていた。
初対面のはずだが、少女にとって少年の顔は、
どこか見覚えのある気がした。
この人はだれだろうか。
その疑問を、少女の表情から読み取ったのか、
左右に緑と金の瞳を持つ少年は
小さく笑みを浮かべて告げた。

『はじめまして、グレーテル。
 俺はお前の兄、ヘンゼルだ』

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