ID 1888
ユニット名 【夢見る瞳】グレーテル
CV 本宮 佳奈
レアリティ ☆6
最大Lv 140
タイプ 妖精
属性
HP 6708 2220 8928
攻撃力 2346 940 3286
防御力 1427 480 1907
スピード 2579 940 3519
リーダースキル キレイな世界を見せて
光属性の敵から受けるダメージを25%軽減
フォーススキル1 泡立つ夢
Lv. 10 火属性の23%攻撃を20~30回連続攻撃。中確率呪い。敵が状態異常なら、威力2.0倍。
CT 6
フォーススキル2 無邪気な微笑み
Lv. 10 味方全体のHPを46%回復し、状態異常を回復する。
CT 4
特殊能力 円環 / リバース / 呪い攻撃 / 光属性キラー / [強]重戦士キラー
主な入手方法 通常進化
進化・契約前 【無垢の子】グレーテル
通常進化
進化素材
幻獣契約1 【半神の少女】グレーテル
契約素材 【微笑】エルホワート×2、【巨人】スルト×1、【時の使者】クロノグスタ×1、【天に叛く者】イブリース×1、100000ゴルド
幻獣契約2 【玉蟲色の泡】グレーテル
契約素材 【超越の使者】ヨグ=ソトース×1、【微笑】エルホワート×1、100000ゴルド
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2018年8月5日
ユニット紹介 古びた骨董品の店の片隅に飾られた
[お菓子の家]という名の絵は、
お菓子の香ばしい香りがこちらにまで
漂ってきそうなほど、美味しそうに見えた。

童話に登場する兄妹が
森の奥で見つけた、人食い魔女の住むお菓子の家。

ビスケット、チョコレート、マドレーヌ。
お菓子だけで作られた家に住めば、
毎日お菓子を食べられるではないか。
ものすごい事に気づいたグレーテルが
この冷めぬ興奮を伝えなければ、と
後ろで古い本を眺めていた
ヘンゼルの服の裾を引っ張った。

『ねぇヘンゼル!
 お菓子で出来たお家って素敵だと思わない!?』

お店に配慮しているのか、
ひそひそと声を抑え伝えるグレーテル。
唐突な質問に、ヘンゼルは怪訝な表情を浮かべたが
グレーテルが指差す[お菓子の家]の
絵画を一瞥すると、呆れたように顔を顰めた。

興味ないな。それに羨ましいも何も、
お菓子の家なんて、無理だろう。
と関心がなさそうに絵から顔を背ける。
グレーテルはなんとかこの素敵な感情を伝えようと
でもでも、と必死に続けた。

『考えてみて?
 あたしたち二人の好きなものしかないお家って
 なんだか素敵じゃない?』

ヘンゼルが考えるように、少し沈黙した後、
まぁでも、悪くないんじゃないか、と肯定した。
その言葉を聞いたグレーテルの表情が
あっという間に明るくなる。

『ヘンゼルは、自分の部屋に何を置きたい?
 あたしはね、キャンディがいいわ!
 朝、起きたらすぐ食べれるように!』

甘い飴を思い出したかのように、
うっとりとした表情を浮かべるグレーテル。
虫歯になっても知らないぞ、と
ヘンゼルは苦笑するように口元をほころばせた。

『ちゃんと歯磨きする!
 それでねっ、これまで二人で見たものや
 買ったものを、少しずつ部屋に足していくの。
 そうすれば、あたしたち家族だけの、
 素敵な物が詰まったお菓子の家になるの。
 そこがヘンゼルの、
 あたしたちの領地になるのよ。』

そうだな、と相槌を打つヘンゼルの目は
何かを懐かしむような目をしていた。
グレーテルがおもむろにヘンゼルの手をとり、
その小指に、自分の小指をからめながら言った。

『いつか、素敵なお菓子の家を、
 あたしたちだけの素敵な領地を作りましょう。
 きっとよ? 約束だからね、ヘンゼル』

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