ID 1909
ユニット名 【旧き秘法】ヨグ=ソトース
CV ???
レアリティ ☆5
最大Lv 70
タイプ 魔族
属性
HP 4808 2220 7028
攻撃力 1506 940 2446
防御力 1677 480 2157
スピード 1959 940 2899
リーダースキル 世界濁す混沌
[魔族]のユニットの攻撃力を40%アップ
フォーススキル1 全てを繭に包むもの
Lv. 7 味方全体の攻撃力1ターン50%ダウンし、敵全体の攻撃力を2ターンの間、53%ダウン。
CT 2
フォーススキル2 粟立つ滅び
Lv. 7 光属性の27%攻撃を20~30回連続攻撃。中確率で呪い効果を付与。
CT 6
特殊能力 リバース / 呪い攻撃 / 無属性耐性 / 闇属性耐性 / [強]シャーマンキラー
主な入手方法 神話クエスト
進化・契約前
通常進化 【超越の使者】ヨグ=ソトース
進化素材 大帝粒×60、光帝石×20、光帝晶×10、神帝晶×2、200000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 [ある花売りの証言]

それは私が季節に合わせ、馬車で大陸の西へと
移動していた時の話です。
広い荒野の中心で、ある兄妹に出会いました。
後にも先にも、しばらく街はありませんでした。
兄妹はこの途方もなく長い道を、たった二人だけで
歩いてきたようでした。

馬車を停めたのは兄である少年でした。
彼は妹に遠くで遊ぶよう言いつけると、
小さな声で
花を一輪売ってほしいと申し出ました。
私が馬車から花を見繕おうとしたとき、ふと遠くで
短い悲鳴が聴こえました。

それは少年の妹である少女が、石につまずいて
転ぶ声でした。少女はすぐに立ち上がり、
何事もなかったようにまた駆け回ります。
その膝からわずかに血が滲んでいることに気付くと、
私は少女を呼び止めようとしました。しかし
それより早く、傷に伸びるものがありました。

それは尾にも、腕にも、あるいは
それ自体が自我をもつ蛇のようにも見える
半透明の長い蔓でした。

蔓は少女の体から何本も生えていました。
それは玉虫色に光を反射し、絡まり合いながら
少女の膝へ伸びると、一瞬のうちに傷を覆いました。
やがて少女の膝から蔓が引き上げた時、
傷は跡形もなく消え去っていました。同時に、
私は少年が自分を見つめる気配に気が付きました。

『今、何か見ましたか。』

少年の年齢を考えると、不気味なほどに
低く温度のない声でした。
驚いて彼を振り向くと、
その目には異様な光が宿っていました。

それは直感だったかもしれません。私には
二人がこの世の存在でないように思えました。
……そうして、こうも予感しました。

何か見たか、という少年の問い。
その答えによっては、私もまたこの世のものでは
いられなくなるのではないか、と。

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