ID 1680
ユニット名 【天穿つ楔】ライル
CV 狩野 翔
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ パラディン
属性
HP 5158 2100 7258
攻撃力 2594 720 3314
防御力 2222 600 2822
スピード 2416 500 2916
リーダースキル 軍神の加護
[樹属性かつパラディン]のユニットの攻撃力を50%アップ
フォーススキル1 旋風の剣舞
Lv. 10 HP15%消費し、敵単体に樹属性44%7連撃。スキル後、味方全体を攻撃力30%アップ。
CT 3
フォーススキル2 クロノルイン
Lv. 10 HP15%消費し、味方単体のスキルクールタイムを4ターン短縮する。
CT 1
特殊能力 1の祝福[5] / 闘争本能[弱] / [滅殺]シャーマンキラー
主な入手方法 幻獣契約
進化・契約前 【光騎士】ライル
通常進化 【白聖の騎士】ライル
進化素材 大帝粒×90、碧帝石×30、碧帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 騎士となって頭角を現してきたライルは
一個部隊の隊長を任されるようになっていた。
隊長になってからは、より多忙を極めた。

他国・他領との小競り合いや幻獣の討伐。
他隊との人員微調整。
支援物資の補給確認及び承認。
足りない人員を補うために、傭兵の短期雇用など。

いち騎士だった時には見えなかった、
細々とした作業が意外と疲労に響くのだ。
目まぐるしく過ぎ去る日々に
畳み掛けるように戦が連日続いた上に、
塞ぎようのない声が、容赦なく耳元で響く。
募る苛立ちと疲れを抱えたまま、
間合いを詰めてきた敵を、すかさず剣で斬り倒す。
崩れ落ちた敵を、冷たい目で見届けると、
あたりが静かになった。
前から来る敵はいないようだ。
そこで初めて、自分の顔に
敵の血がついていることに気づいた。
腕で血を拭い、ぽつりと零すように、
あの声に改めて宣言するかのように呟いた。

『俺が救いたいのは、いつだって人間だ』

その拍子に、背後からこの場に
似つかわしくない笑い声が響いた。
そしてその笑い声が、自分に向けられた
嘲笑であると、ライルは本能的に察する。
ただでさえ、虫の居所が悪い今、
神経を逆撫でするやつは誰かと、背後を振り返った。

赤黒い竜に跨った1人の竜騎士が
手で顔を覆い、嘲笑っていた。
彼は確か、数日前に雇用したばかりの竜騎士だ。
初めて目にした竜を連れた者だったことと、
この男とは気が合いそうにないと、
直感的に感じたため、よく覚えていた。
そしてそれは正しかった。

この戦場で見たあの男の戦い方は、
自分とは相容れない獣のようなものだった。
自分だけのためだけに、力を行使している。
力を持たぬもののために、
剣を振るうライルとは、真逆の在り方だ。

だからこそ、最高にイライラしている時に
この男に出くわしたくなかったのだ。

自然と握りしめた柄に力が入り、表情が強張った。
対峙している男も、ライルの嫌悪感を感じ取り、
挑発するかのように、不敵な笑みを浮かべる。
竜の咆哮があたりに轟く。
まるで、新たな戦いの火蓋を切るように。

後に二人の戦う姿は、
初代ギルサニア皇帝と黒き幻獣との
7日間に渡る伝説の戦いを再現しているようで、
止めることが出来なかったと、騎士たちは語った。

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