ID 2013
ユニット名 【混沌に游ぶ者】???
CV ???
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ 魔族
属性
HP 0 0 30084
攻撃力 0 0 3728
防御力 0 0 1814
スピード 0 0 3386
リーダースキル 飢えと無聊に悶えし者
[魔族]のユニットの攻撃力を40%アップ
フォーススキル1 冒涜と蹂躙
Lv. 10 闇属性の単体攻撃。[自身のHP分のダメージ]か[1ダメージ]を与える。アンチ[1の祝福]。初期CT1。
CT 1
フォーススキル2 螺旋の渦動
Lv. 10 敵全体に闇属性33%の3連撃。上昇効果を打ち消す。HP半分以上なら威力4.0倍。
CT 4
特殊能力 先制 / 追撃 / 忘却攻撃 / 光属性耐性 / 光属性キラー
主な入手方法 潜在解放
進化・契約前 【混沌】アザトース
通常進化 【混沌】アザトース
進化素材 大帝粒×60、闇帝石×20、闇帝晶×10、神帝晶×5、200000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 [ある兵士の見た混沌]

巨大な黒球が世界を齧るさまを、私は見ている。

黒球までの途方もない距離のせいか、
それの近づく速度が分からない。
否、それが地平を喰らっているのだから、
正確な遠近など端から測りようがないのだ。

しかし、距離を測れないとすれば
何を以てそれが近づいていると言えるだろうか。
あるいは、遠ざかっているのではないか。
あるいは…………。

そこで私は禁忌ともとれる思考に行き当たった。
果たして齧られているのはこちら側か、と。

黒球と地平の境目で絶えず生まれる粉砕された世界。
あれが黒球に呑まれゆくものでなく、もし
黒球から吐き出されゆくものだとすれば。

この世界が黒球に齧られ砕けているのでなく、
既に齧られ砕けた世界の破片を黒球が吐き出し
ここに再構成しているのだとすれば。

あの黒体が球ではなく穴であり、
その持ち主である何者かが異界を咀嚼し
こちらへ嚥下しているのだとすれば。

私は何の中にいる。

足がふらつき、窓辺にくず折れる。
齧る音は未だ止まない。
それを聞かずに済む方法が、ただ一つだけあった。
私は窓枠に足を掛けると、一息に身を乗り出した。

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