ID 923
ユニット名 【森神の使者】ティティ
CV 本多 陽子
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ ランサー
属性
HP 5319 1980 7299
攻撃力 2549 800 3349
防御力 2038 660 2698
スピード 2699 800 3499
リーダースキル 山と共に生きる少女
全てのユニットのスピードを30%アップ
フォーススキル1 森神の怒り
Lv. 10 水属性の68%攻撃を4~8回連続攻撃。ステータス上昇効果を打ち消す。
CT 5
フォーススキル2 森のさざめき
Lv. 10 敵単体に水属性50%の5連撃。中確率でスピードを30%ダウン。
CT 4
特殊能力 再生 / [滅殺]英雄キラー
主な入手方法 幻獣契約
進化・契約前 【山犬少女】ティティ
通常進化 【山犬を駆る者】ティティ
進化素材 大帝粒×90、蒼帝石×30、蒼帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 『山犬たちと、森、守る。
 たくさんの命寄り添って生きていく、この森で。』

シュダークの森への侵入者は、
ローブを目深に被った魔導士のようだった。
性別すらも判然としなかったが、
ティティの目には、身長や体つきで
かろうじて女性であることが見てとれた。

かつて魔法陣が存在していた場所に立ち、
魔導士は周囲を調べるようなそぶりを見せていた。
ミゲルバッハの部下たちによって、
危険な魔法陣は封印され、
その跡が大地に刻まれている。

ローブの魔導士は忌々しい、
とでも言いたげな表情で舌打ちをすると、
ミゲルバッハの部下が施した封印に手をかけた。

この侵入者はシュダークの森を害そうとしている。
瞬時に判断したティティが、槍を向けるよりも先に、
隣に構えていた山犬の子が魔導士に襲いかかる。

山犬の存在に気付いた魔導士が杖から魔法を放つ。
地面に叩きつけられた山犬に駆け寄り、
森への侵入者をティティは睨みつけた。

この魔導士が、森の奥地に恐るべき魔法陣を施した
張本人なのだ。
そして、それはつまり、
この山犬の母親の仇なのだ……。
山犬の子はそのことを理解しているのか、
牙をむき出して魔導士に対して怒りを向けている。

山犬の心がティティに流れ込んでくる。
哀しみと、怒りと、強い決意。
その心に自然と同調するように、
ティティは山犬の子の背にまたがった。

単独では魔導士の力に対抗できなかっただろう。
山犬の子の俊敏な動きは魔導士の魔法を避け続けた。
ティティの槍は動き回りながら
魔導士の急所に狙いを定めた。

人犬一体、呼吸が合う。
山犬の子が踏み込む神速の一歩に、
ティティの全力の一撃が乗る。
防御の魔法すら打ち破り、
彼らの一撃は魔導士を紙のように吹き飛ばした。

山犬の子の頭を撫でながら、
ティティは大きく息をついた。

山犬の子の怒りが収まるのを感じる。
ティティへの感謝の思いも伝わってくる。
山犬の子とティティを祝福するように、
森に吹く優しい風が、ふたりの頬を撫でた。

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