ID 880
ユニット名 【冥府の番人】アデルライト
CV 末柄 里恵
レアリティ ☆6
最大Lv 120
タイプ 重戦士
属性
HP 0 0 9061
攻撃力 0 0 3653
防御力 0 0 2322
スピード 0 0 3752
リーダースキル ドロクロヴァ家のご挨拶
[火属性かつ闘争本能]持ちユニットのスキル攻撃力を55%アップ
フォーススキル1 お屋敷のゴミ掃除
Lv. 10 味方全体のHP1%×4回消費し、火属性の33%攻撃を16~20回連続攻撃。防御力を無視してダメージ。
CT 4
フォーススキル2 ヘルソングアールグレイ
Lv. 10 味方単体のスキルクールタイムを3ターン短縮する。
CT 0
特殊能力 闘争本能[極] / 反撃 / [滅殺]魔族キラー / [滅殺]ランサーキラー
主な入手方法 潜在解放
進化・契約前 【冥土】アデルライト
通常進化 【悪魔冥土】アデルライト
進化素材 大帝粒×90、紅帝石×30、紅帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2 【珊瑚冥土】アデルライト
契約素材 【歩む煉獄】グラディプス×2、【千本棘】パララゼリス×1、【炎の女王】バーミリア×1、【樹海の精】ドリアード×1、100000ゴルド
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2020年8月17日
ユニット紹介 『ああああルメリア様、なんて可愛らしい髪、
 お顔立ち、おみ足!』

人間の世界を放浪し多くの幻獣を打ち倒した悪魔は、
自身も深い傷を負い、死に瀕していた。

銃を持つ手に力は入らず、目の光も失われつつある。
アデルライトに残っていたのは、
空虚な絶望だけだった。

己を知らず、生きる目的を見出せず、
破壊と闘争に明け暮れた日々。
信じる者を見つけられず、
心を砕くべき相手すら知らず、
ただただ、放浪する日々。
彼女の膝が折れたのは、
そんな生に嫌気が差したからなのかもしれない。

魔界の入り口と呼ばれるブランシルヴァの魔樹の森。
アデルライトが死に場所として選んだのは、
故郷である魔界に一番近いとされる場所だった。

死を迎える直前にアデルライトが求めたのは、
一杯の水だった。
しかし、泉に這いずることすらもはや険しく、
アデルライトは全てを諦め目を閉じた。

唇に触れたのは、冷たく甘い感触だった。
目を開けると、まだ赤子に近いよちよち歩きの悪魔が
小さな手で水をすくい、
アデルライトの口元に運んでいた。
泉から運ぶまでに、その小さな手からは水がこぼれ、
悪魔の口元に辿り着くのはほんの雫だけだった。
それでも悪魔の子供は諦めず、
懸命にアデルライトの看病をしていた。

目が合うと、その悪魔の子供は微笑んだ。
もう大丈夫、と微笑んだ。

安堵からか、空虚な自分の生に光が差したからか、
理由は思いつかなかった。
アデルライトの目から、生まれて初めて涙が溢れた。
運んだ水がもったいない、と悪魔の子供は戸惑った。

悪魔の子供がブランシルヴァを統治する4貴族の令嬢
だとアデルライトが知るのは後のことであり、
アデルライトがドロクロヴァ家に仕えるように
なるのは、さらにもう少し後のことである。

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