ID 852
ユニット名 【麗花の敬愛者】ファラン
CV 菊池 幸利
レアリティ ☆6
最大Lv 150
タイプ ナイト
属性
HP 0 0 10480
攻撃力 0 0 3439
防御力 0 0 2690
スピード 0 0 3703
リーダースキル 麗花の前と心得よ
樹属性ユニットの攻撃力を40%アップ
フォーススキル1 麗花螺旋斬
Lv. 10 樹属性の221%全体攻撃。超高確率で攻撃力を50%ダウン。
CT 6
フォーススキル2 幻想華剣
Lv. 10 樹属性の299%単体攻撃。超高確率で麻痺効果を付与。
CT 4
特殊能力 先制 / [極]獣キラー
主な入手方法 潜在解放
進化・契約前 【麗花の護衛者】ファラン
通常進化 【麗花の守護神】ファラン
進化素材 大帝粒×90、碧帝石×30、碧帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2019年2月26日
ユニット紹介 麗花の姫の悲鳴が、苦しみ床に伏せる
ファランの耳に届いた。

ファランが慌てて閨を飛び出すと、そこには巨大な
不響音の幻獣、ディソナゲイズの姿があった。
そしてその爪には、傷つき気を失った麗花の姫、
シャルロッテが捕らえられていた。

『姫様!』

咄嗟に剣を振り上げ、ディソナゲイズに斬りかかる。
が、剣は僅かに軌道を逸れてディソナゲイズの翼を
掠った。本来の力を発揮できない歯痒さに、ファラン
の表情が大きく歪む。

王女に無礼を働いた者は、
劇薬を飲んで三日三晩苦しむこと。
それがシュダークの森の女王であるヴィターニアの定
めた掟であった。
そして、行き過ぎた護衛によってシャルロッテの信用
を損なったファランもまた、昨日その罰を受けたばか
りであった。

劇薬は未だ体を裂くように痛めつけている。
…………が、しかし。

ディソナゲイズの爪の中で、シャルロッテがうっすら
と目を開き何かを呟いた。
その唇が『ばか者』と形作るのを目にした瞬間、毒を
跳ね返すような強い力がファランの体に湧き上がっ
た。

『姫様を傷つけた罪……万死に値する。
 麗花螺旋斬!!』

ファランの奥義の直撃を喰らうと、ディソナゲイズは
千々に散り、滅びた。

やがて解放されたシャルロッテが、いつものように
ファランに歩み寄り、遅れを咎める。
しかし、ファランの耳に最早その言葉は届いていな
かった。

ファランは安堵のあまり膝から崩れ落ちると、
シャルロッテに謝罪の言葉を呟いた。

王女の前で立ち上がれない無様な護衛。
普段ならすぐに情けない、と一蹴し
しかりつけるシャルロッテであったが、
その時だけは珍しく躊躇を見せた。
劇薬の痛みに耐え、身を犠牲にし自分を守った
花の騎士の忠誠に姫君の心が打たれたのだ。
シャルロッテはファランに近づき、
その使命と苦痛を労った。

姫の言葉に、安心したように微笑みファランが倒れ
る。
前のめりに倒れる体がシャルロッテの細い体に
抱きつくように、もたれかかる形になり……。
シャルロッテは今度こそ躊躇なく、その体を蹴りあげ
たのだった。

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