ID 851
ユニット名 【剛地嚼帝】ボロゴスト
CV ???
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ モンク
属性
HP 0 0 9973
攻撃力 0 0 3422
防御力 0 0 3544
スピード 0 0 3133
リーダースキル 怠惰なる防壁
戦闘開始から1ターンの間ダメージ無効
フォーススキル1 万物吸収
Lv. 10 樹属性の182%全体攻撃。与ダメージの半分を回復し、相手の付与効果を吸収する。
CT 5
フォーススキル2 スロウスディゾス
Lv. 10 樹属性の269%単体攻撃。高確率で麻痺効果を付与。HP半分以上なら威力1.5倍。
CT 4
特殊能力 極光の盾[2500] / 猛毒耐性[強] / [滅殺]マリーンキラー / [滅殺]神キラー
主な入手方法 潜在解放
進化・契約前 【怠惰】ボロゴスト
通常進化
進化素材
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 それはただ、生きたいという願いだった。
彼の罪を言及するならば、それは生きたいという願望
以外の感情を持たなかったことだろう。

森に捨てられ朽ちていく捨て子を哀れんだ妖精は、
彼にある力を与えた。
それはささやかな、優しい力。大気に漂う魔力や
木に生る果実の持つ栄養などを吸い取る力だった。
捨て子はその力を用い、命を永らえた。
本能のままに、彼は森の恵みを吸い取り、
己の糧としていった。
妖精たちが見守る中、捨て子は成長していった。

やがて体は大きくなり、四肢も発達していったが、
彼は五感が鈍く、言葉を覚えることもなかった。
優しい妖精たちは彼を心配したが、
力を使い森の恵みを吸収し生きようとする、
彼の成長を見守ろうとうなづきあった。

成年に達し、巨躯と呼べるまでに成長した彼に
反比例するように、周囲の森は枯れ始めていた。
彼は日々森の恵みを吸収し、成長していった。
無秩序に全てを吸い込む彼に妖精たちは戸惑ったが、
彼は妖精たちの声に耳を貸すことはなかった。
耳は周囲の言葉を拾わず、
その口は吸い込む以外の動作を一切しなかった。

その空虚な姿と緩慢な瞳に恐怖を覚えた妖精が1匹、
彼から離れようと飛び上がった。
しかしその動きは止まり、大気が逆流するように
その妖精は彼の口元へと吸い込まれていった。
噛み砕くことすらしない奈落の口の底に、
妖精が飲み込まれていく。
妖精の仲間たちはそこでようやく、
自分たちが育ててしまったものの恐ろしさを知り
心の底から恐怖した。

ついにひとつの山と見紛うまで肥大化した彼を、
止めようとする妖精はもういなかった。
妖精たちや森の木々、自然に生きる全てのものを、
彼が吸い込んでしまったからだ。
彼は、生きたいという願いを叶えるためだけに動く。
森を滅ぼした彼を脅威だと怯える人間が
彼を討伐するために攻撃を加える。
生を脅かす敵に向かい、彼は緩慢な動作で振り払う。
その一撃は木々をなぎ倒し、人々を蹂躙した。

森が全て立ち枯れると、彼は吸収するものを探して
地面を這いずり回った。
9つの土地を巡り、3つの国を破壊した。
人々の命を吸い取り、家々を吸い取り、
彼の這いずった後は荒野と化した。
人の姿をした幻獣。
英雄の手によってその動きが止められるまで、
彼は破壊の限りを尽くした。

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