ID 735
ユニット名 【無垢な破壊神】セシル
CV 橋本 ちなみ
レアリティ ☆6
最大Lv 150
タイプ ウォーリア
属性
HP 0 0 8918
攻撃力 0 0 3527
防御力 0 0 2400
スピード 0 0 3742
リーダースキル 光瞬く宿命の星
全てのユニットのスピードを30%アップ
フォーススキル1 可憐なる破壊
Lv. 10 樹属性の299%単体攻撃。高確率でスピードを30%ダウン。
CT 3
フォーススキル2 シュトラフ・ドナシュラク
Lv. 10 樹属性の182%全体攻撃。高確率でスピードを30%ダウン。
CT 5
特殊能力 反撃[強] / 麻痺耐性 / [極]古獣キラー
主な入手方法 潜在解放
進化・契約前 【木星の子】セシル
通常進化 【殲滅乙女】セシル
進化素材 大帝粒×90、碧帝石×30、碧帝晶×15、100000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2 【純心の木星】セシル
契約素材 【神怪】ゲシュアマルガ×1、【尖槍騎士】エリゴール×1、【監獄長】サンダルフォン×1、【光体の堕天使】パイモン×1、100000ゴルド
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2018年4月9日
ユニット紹介 セシルは自らと同じ顔をした少女に向かって、大剣を
振りおろした。
刃が触れ、姿が砕けるその瞬間まで、少女は心配げな
瞳でセシルを見つめていた。

それは永く、セシルの話し相手となっていた少女であ
った。しかし、少女ははじめからこの世界に存在して
いなかった。
彼女はセシルが心の中に作り上げた幻影、破壊の力に
よる孤独が生んだ架空の存在だったのである。

初めはセシルの部屋だけに現れ、セシルの声をただ
優しく聞くだけの存在だった少女は、いつしかセシル
の戦場にまで現れるようになっていた。

そして、刃を振り下ろす度、雷を放つ度、少女はセシ
ルのことを哀しい瞳で見つめた。
それはかえってセシルを苦しめ、日増しに大きさを増
す罪の意識はセシルの身へと重く圧しかかった。

少女を壊すと決めた時、セシルの心には哀しい安堵と
諦めがあった。
それは、苦悩から解放されることによる安らぎと、人
間の心を手放すことへの諦めだった。

遠い記憶に思いを馳せていたセシルを、スフィアの声
が現実へと引き戻す。
そこは争いの終わった戦場。後に「無血の聖戦」と
呼ばれる奇跡の起こった、国境地帯であった。

目の前にいる少女スフィアは、セシルの力をそれまで
とは異なる方法で活かし、争いは終結させた。
スフィアとの共闘は、セシルにとっておそらく初めて
の、破壊以外での他者との関りであった。

『ねえ、触れていい?
 壊さないから……』

ぽつりと呟いたセシルに、
スフィアが微笑んだ手を差し出す。
小さく白い手のひらに触れ、感じたことのない温もり
に驚くセシルに、かつての少女がどこかで笑った気が
した。

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