ID 832
ユニット名 【秘書官】クロエ
CV 和氣 あず未
レアリティ ☆5
最大Lv 70
タイプ ソーサラー
属性
HP 6228 1800 8028
攻撃力 1350 350 1700
防御力 1841 460 2301
スピード 2058 660 2718
リーダースキル 秘書官の眼差し
全てのユニットの攻撃力を20%アップ
フォーススキル1 サンライトシャイン
Lv. 7 味方単体のスキルクールタイムを3ターン短縮する。
CT 3
フォーススキル2 早咲きの小花
Lv. 7 味方単体のスキルクールタイムを2ターン短縮する。
CT 2
特殊能力 [強]妖精キラー
主な入手方法 セレクトチケットY2
進化・契約前
通常進化 【魔導秘書官】クロエ
進化素材 大帝粒×30、光帝石×10、光帝晶×5、神帝晶×1、200000ゴルド
幻獣契約1 【春待ちの魔女】クロエ
契約素材 【絶望の花嫁】デセスポワ×2、【歩む煉獄】グラディプス×2、【占い師】シャイン×2、200000ゴルド
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2016年4月2日
ユニット紹介 クロエは、故郷を滅ぼした幻獣をよく覚えていない。

当時、クロエは赤子だった。
幻獣によって焦土と化したグレーフェンベルク領の村
を訪れたのは、ウォルターの父母である。
彼らはあの家で、地下蔵らしきものからワインを乱雑
に取り出した跡を見つけた。
まさかと思い、煤けた扉を押し上げると、その中で
泣く力すら失い横たわっていたのがクロエであった。

クロエは、肉親の事をよく覚えていない。
しかし、母親らしき女性が自分を蔵に入れ、祈るよう
に扉を閉める様子だけは、時折夢に見ることがある。

細く閉じられる扉の向こう側で、気丈に微笑んでいる
おぼろげな面影。行かないでと叫んでも、言葉は
赤子の泣き声に変わるばかりで意味を持たない。
やがて扉の閉じられる音と共に完全な暗闇が訪れ、
クロエは同じ夜更けの闇に目を覚ます。
クロエにとっては、母親との別れの瞬間だけが
唯一残る肉親の記憶であった。

悪い夢を見た夜、クロエは決まってそっと起きだし、
なるべく単調な仕事をするようにしている。
そのまま寝床に留まっては、また同じ夢に苛まれて
しまいそうに思えるからである。

そうしてクロエは、空が明らむ頃になって、ようやく
眠りに落ちる。そこが応接間の長椅子であっても、
書斎の床であっても、クロエにとっては差し込む陽の
光こそが唯一、自分の心を安らげるものであった。

クロエは決して知ることはない。
彼女がどこで寝ていても、目覚めると必ずその肩に
毛布がかかっている理由を。

涙の跡の残るその寝顔を複雑な表情で見つめている
領主の姿が、いつもその傍らにあったことを。

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