ID 750
ユニット名 【ナイフ使い】ダグ
CV 中島 ヨシキ
レアリティ ☆5
最大Lv 70
タイプ 魔族
属性
HP 5667 1600 7267
攻撃力 1867 550 2417
防御力 2007 390 2397
スピード 1544 390 1934
リーダースキル 魔性のウィンク
樹属性ユニットのクリティカル率を30%アップ
フォーススキル1 必中のナイフ
Lv. 7 樹属性の258%単体攻撃。防御力を無視してダメージを与える。
CT 3
フォーススキル2 プルーンエッジ
Lv. 7 HP25%を消費し樹属性の230%単体攻撃。超高確率で猛毒付与。
CT 3
特殊能力 [強]ナイトキラー
主な入手方法 セレクトチケットY1
進化・契約前
通常進化 【鋭刃の操者】ダグ
進化素材 大帝粒×30、碧帝石×10、碧帝晶×5、神帝晶×1、200000ゴルド
幻獣契約1 【千刃の支配者】ダグ
契約素材 【愛熊】ポポル×2、【光体の堕天使】パイモン×2、200000ゴルド
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2016年2月2日
ユニット紹介 狩りは獲物に爪をかけるまでが楽しい、とはよく言っ
たものだ。
昨夜は熱を込めて口説き落とした女性であったが、今
傍らで寝息を立てるその姿はあまりにも魅力に欠け、
退屈なものであるようにダグには思われた。

足音を立てずに女性の家を出て、明け方の街を歩く。
やがてはずれに寂れた劇場を見つけると、
ダグは忍び込み、観客席のソファーで一眠りした。

次にダグの目を覚ましたのは、割れんばかりの歓声
だった。
いつの間にか満員になっていた観客席では殆どの客が
立ち上がり、ステージに向かって思い思いに喝采を飛
ばしている。

ステージの中心に立っていたのは妖艶な笑みを浮かべ
た女性だった。
オペラと呼ばれた彼女は芝居がかった口上を述べる
と、薔薇の花弁や結晶を散りばめた華やかな技を次々
と披露した。

完璧とも言えるその手際に、ふと好奇心がよぎる。
演目の最中に予期せぬ命の危機に瀕すれば、このポー
カーフェイスはどのようにして歪むのだろうか。
或いは、どれほど惨めな格好でその肢体を舞台に投げ
出すだろうか。

ダグはナイフを取り出し、オペラの乗った空中ブラン
コの網を射るように投げた。
千切れた網がたわみ、オペラごとブランコが真っ逆さ
まになるかと思われたその瞬間、彼女は鮮やかに身を
翻して別のブランコに飛び移り、大きな拍手と喝采を
浴びた。

つまらない。悪運の強い女もいたものだ。
ダグはため息をついて席につく。

やがて舞台は終演を迎え、カーテンコールにオペラが
立った。
深々とお辞儀をし、ゆっくりと顔を上げたオペラは、
その瞳にダグを捉え、彼にだけ分かるようににやりと
微笑んで見せた。

その瞬間、ナイフを心臓に突き立てられたかのように
ダグの呼吸が止まる。
幕が閉じ、観客達が立ち去った後も、ダグは客席には
りつけられたかのように、席を立つことができずにい
たのだった。

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