ID 578
ユニット名 【業火の鱗】バーミリア
CV ???
レアリティ ☆6
最大Lv 99
タイプ ドラゴン
属性
HP 6763 2030 8793
攻撃力 2003 560 2563
防御力 1862 560 2422
スピード 1990 560 2550
リーダースキル 灼熱の霧
樹属性の敵から受けるダメージを20%軽減
フォーススキル1 ウィングファイヤ
Lv. 10 火属性の201%全体攻撃。
CT 5
フォーススキル2 ドラゴンブレイズ
Lv. 10 火属性の32%攻撃を12~16回連続攻撃。
CT 5
特殊能力 [滅殺]アーチャーキラー
主な入手方法 通常進化
進化・契約前 【炎の女王】バーミリア
通常進化
進化素材
幻獣契約1 【炎天の女帝】バーミリア
契約素材 【大公爵】ダンタリオン×2、【森奥の烈拳】リンダ×1、100000ゴルド
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 ギルサニアの外れの森の奥、
幻獣が封じられている魔法陣があると聞き、
1人の若者が探索へとやってきていた。

『我が屋敷からこんな近い場所に魔法陣があるなんて
 父上は教えてくださらなかったな。』

その若者は、この地方の領主の息子だった。
冒険の匂いを感じ取り洞窟へ入ろうとした若者を
女の声が呼び止めた。

『いけません、若様!
 洞窟の前までという約束だったでしょう!?』

叱責の声の鋭さに若者は驚いた。
こちらを睨んでいる同い年の少女とは
なかなかに長い付き合いである。

『そ、そんな怒らなくてもいいだろう、クロエ。
 少しくらい……あっ! 空飛ぶミノタウロスだ!』

馬鹿正直にクロエが指さした方向を向いた隙に
若者は洞窟へ駆け込んだ。
逃げる若者、追うクロエ。
と、突然若者が立ち止まる。
若者の背中に突撃して停止したクロエは
若者が何を見ているのか気が付いた。

魔法陣だ。床に書かれた紋様から溢れた光の波が
変則的な動きをしながら揺れている。

誘われるように若者は手を伸ばした。
すると光の中から熱気が溢れているのがわかった。
息吹のように、呼吸のように、
その熱気は確かに若者の手のひらを焼いた。
クロエが慌てて若者の手を掴んで引き剥がす。
若者は茫然とその魔法陣を見つめていた。

『……確かに、この中に幻獣がいるんだ。』

己の言葉にぞっとした。
書物では何度も読んできた。
そして隣にいるクロエから、彼女の村を焼いた幻獣の
話を聞いた事もあった。
だが、実際にその息吹を感じたのは初めてだった。

もう行きましょうとクロエが歩き出す。
若者は最後に振り返る。
その時若者はもう1つ別の感慨を抱いていた。

恐ろしい炎の幻獣を封印する光の紋様。

『……これが、魔術の力か。』

その若者の名はウォルター・グレーフェンベルク。
後の、ルーベルク魔術院創設者である。

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