ID 572
ユニット名 【森奥の烈拳】リンダ
CV 谷地 克文
レアリティ ☆4
最大Lv 40
タイプ ソーサラー
属性
HP 6412 2020 8432
攻撃力 1621 570 2191
防御力 926 370 1296
スピード 1219 370 1589
リーダースキル 若き活力
樹属性ユニットのみ回復スキル効果が20%アップ
フォーススキル1 グラスシグマ
Lv. 5 樹属性の196%単体攻撃。
CT 2
フォーススキル2 急速吸水
Lv. 5 味方全体のHPを31%回復。
CT 5
特殊能力 ソーサラーキラー
主な入手方法 幻獣討伐
進化・契約前
通常進化 【大地の剛拳】リンダ
進化素材 中帝粒×30、大帝粒×10、碧帝石×5、碧帝晶×1、40000ゴルド
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 0年0月0日
ユニット紹介 こんなものを
生徒会に持ってこられても困るのに……。

生徒会統括マリステラは頭を抱えていた。
彼女の目の前には普段の生徒会室にはいない
おかしな闖入者が1人。いや、一匹。
つぶらな瞳、振られるしっぽ、
甘えた「くぅ~ん」という鳴き声……

『ねぇ~、マリちゃ~ん。お願いだよぉ~。
 この犬、飼ってあげてよ~』

レイジーがキューコン探しの途中で見つけた子犬。
産まれてすぐに心無い誰かが捨てたのか、
恐らく一匹では生きていけない年齢だ。
確かに可哀想と思うが生徒会は何でも屋ではない。

ため息をついたマリステラが皆を見渡す。
セーラは寮住まいだからペットは禁止。
ポーリーは面倒なのは嫌だと笑顔で拒否。
飼育能力があるとは思えないレイジーは問題外。
自分が飼うしかないのかと天井を見上げた時、
意外な声が聞こえてきた。

『…………俺が飼おう。』

普段から寡黙で、無駄な口を叩かない。
気づけば筋肉を鍛えているか、
ポーリーの写真を見ているか、
筋肉を鍛えている。
そんな男が子犬を飼いたいと言い出すとは
マリステラの想定の範囲外だった。

立ち上がったリンダが子犬の前へと歩を進める。
巨大な体、丸太のように太い腕、
そして怒っているようにも見える無表情。
怯えた子犬が弱々しく鼻を鳴らす。
その頭を、リンダの太い腕が優しく撫でた。

『…………ひとりぼっちは、かわいそうだ。』

彼の優しさが伝わったのだろうか。
さっきまで怯えていた子犬が安心した表情を浮かべ、
リンダの硬い拳をぺろぺろと舐めていた。

あれから数か月、生徒の1人から面白い話を聞いた。
リンダの家の近くを通ると、
似合わない子犬を連れて走っている
大男の姿を見る事があるようだ。

想像しただけで微笑ましいその光景に、
マリステラは1人クスリと笑った。

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