ID 336
ユニット名 【破壊の象徴】ベヒモス
CV 岡井 克升
レアリティ ☆5
最大Lv 70
タイプ モンク
属性
HP 5358 1610 6968
攻撃力 1557 620 2177
防御力 1538 460 1998
スピード 1867 560 2427
リーダースキル 金塊砕き
ゴルドドロップ量上昇(大)
フォーススキル1 全てを破壊する者
Lv. 7 樹属性の148%全体攻撃。高確率でスピードを30%ダウン。
CT 5
フォーススキル2 破壊獣の血
Lv. 7 自分自身に2ターンの無敵効果を付与。
CT 5
特殊能力 [強]シーフキラー
主な入手方法 通常進化
進化・契約前 【巨人】ベヒモス
通常進化
進化素材
幻獣契約1
契約素材
幻獣契約2
契約素材
幻獣契約3
契約素材
幻獣契約4
契約素材
幻獣契約5
契約素材
実装日 2015年4月17日
ユニット紹介 『全てを砕き、チリと化す。
 このために私は生まれてきたのか…?』

小さな街に大きな鐘の音が鳴り響く。
少女が指差した方向をベヒモスは見た。

山の中腹辺りが黒く染まっている。
自分が倒れていた洞窟の近くだ。
青年ベヒモスの身体が何故かズキズキと痛む。

『早く逃げよう。化け物が来るよ』

怯えた少女の声と同時に雄叫びが聞こえた。
山を降りてきた魔獣が街の入り口に現れたのだ。
叫び声が聞こえる。嘆く声が聞こえる。
少女は青年の服の裾掴んで泣きだした。

だが青年ベヒモスの心に
不思議と恐怖の感情は湧かなかった。
少女の頭に手を置くと少しだけ微笑んだ。

『助けてくれてありがとう。今度はこちらの番だ。』

青年は自分が何者なのか思い出したのだ。
泣きながら服を引っ張る少女の手を引き剥がす。
「行っちゃダメ」と少女が叫ぶ。

ありがとう。優しくしてくれて。
でも大丈夫。
君はもうすぐそんな気持ちも忘れるはずだから。

魔獣の前に立ち塞がった青年ベヒモスは目を閉じ、
内なる怪物に話しかけた。
暴れていいぞ……悪魔ベヒモス。

青年の身体が変化する。
牙が生え、角が伸び、身体が獣に変わっていく。
居並ぶ魔獣の一匹を捕まえると力任せに粉砕した。
圧倒的な力で魔獣たちを蹂躙していく。
その姿は正に悪魔だ。

すぐに全ての魔獣を打ち倒した。
ベヒモスが振り返ると、街の人間たちは怯えていた。
襲ってきた魔獣にではない。ベヒモスにだ。

こんな扱いには慣れているさ。
ベヒモスは巨大な身体を引きずって山へと向かう。

一瞬、少女の声で
「ありがとう!」と聞こえた気がした。
空耳だろう。振り返ってはならない。

何故なら自分がいる場所には
いつも災厄が訪れてしまうのだから……。

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